【2019年、2020年の新卒採用『最強の人材要件』、発表します】本当に「体育会学生」、「起業志望学生」、「長期インターン経験者」を採用したいですか?

こんにちは。
ライティングパートナーの佐野創太(@atsuhiko_kamiya)です。

タイトルがちょっと煽り気味ですいません(笑)。

「体育会学生」、「起業志望学生」、「長期インターン経験者」を採用して
「現場から全然仕事できないんだけど」と言われたと相談を受けることが増えました。

これは大きな採用課題です。
優秀な学生の人物像を性格に留まらずに、経験まで具体的にしたのに
「現場が求める人物が採用できていない」、
「活躍しない・早期に結果が出ない」という事態が起きている。
売上が目に見えて減ってしまっている危険性すらありますし。

ということで、本日は「体育会学生」、「起業志望学生」、「長期インターン経験者」といった
いわゆる優秀な学生、ハイスペックと言われる学生を採用してみて、
「思っていた通りにいかない」と悩んでいる採用担当者さま、経営者さま向けの記事をお送りします。

音声動画はこちらです。
通勤時間などにさくっとお聴きいただければと思います。

結論から申し上げますと、現場とのずれがない、ミスマッチが起きない学生は
優秀層でもビジネススキルのある学生でもありません。
「現場の業務と近い経験をしている学生」です。
以下、お伝えします。

「優秀な学生」を人物要件にしてはいけない理由

こんな風な「求める人物像」を見たことがある方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
「体育会学生」、「起業志望学生」、「長期インターン経験者」の特徴から
人物要件を洗い出しているケースです。

●協調性があってチームの輪に入っていける
●何事も最後まで全力でやりきれる
●挑戦する気持ちを持ち続けられる、ベンチャー気質がある人
●会社の将来を背負える人、幹部候補になれる人

この求める人物要件の問題はシンプルです。
性格や資質、可能性を具体的な言葉にすることと
配属されて成果を出すかは無関係なのです。

さらには、学生も企業が求める人物像を理解しています。
自分の経験を棚卸して、面接の練習をしてきます。
言ってしまえば面接の30分、60分という一瞬のときだけは
「優秀な学生」を演じることもできてしまうのです。

それくらい大学も就職支援会社も
指導スキルが上がっています。
そのため、性格や資質、可能性といった目に見えないものは人物要件にしないことが
現場とのミスマッチを防ぐ第一歩目です。

「現場の業務と近い経験をしている学生」を人物要件にすべき理由

では、「優秀な学生」を採用しようとするとミスマッチが起きるのであれば
どんな学生を採用の人物像にすればいいのか。

これもシンプルです。
「現場の業務と近い経験をしている学生」です。

実際の仕事に近い経験を学生時代にしているのですから、
配属されてすぐに結果を出せる可能性も高いです。
現場も「飲み込みが早い」と思うのは自然なことです。
学生も「聴いていた内容と近い」と思ってミスマッチが減ります。

しかも面接やクロージング面談の場面などで、
「Aさんの●●という経験は、実際の✕✕という仕事で力を発揮できると思いますよ」と、
具体的なフィードバックができるようになります。
具体的であればあるほど学生は「見てくれている」と「安心して入社できる」という
二つの気持ちを採用企業に持つことができます。
内定を受諾し、フォローせずとも入社に至る可能性が上がります。

境目はシンプル。良い人物要件と悪い人物要件を分けるもの

良い人物要件と悪い人物要件の違いもシンプルです。
「0か100か」「イエスかノーか」がはっきりと分かる人物要件が良いものです。
反対に「挑戦する気持ちを持ち続けられる」などのようにはっきりと判別できないものは
どんなに独特な言葉、文学的で素敵な言葉を使っていても、悪い人物要件です。

例えばコンサルティングのように大量にレポートを書く業務なのであれば
「考え続けるのが好き」ではなく「レポート●ページを書いた経験(それに準ずる経験)」にすることです。
この人物要件であれば、当てはまる学生とそうでない学生は
どの面接官が面接をしても意見が割れることはありません。

【プレゼントあり】「良い人物要件」を作るのは簡単。3ステップのみ

では『業務に近い経験をしている学生』を採用するためにはどうすればいいのか。
これは3ステップですぐに出来てしまいます。

1.現場の業務フローを分解する
2.分解した業務について、社員に学生時代の経験に近いものを聴く
3.社員に聴いた経験を3レベルくらいに分類する

たった、これだけです。
エクセルファイルでもすぐに作れてしまうので
下記に貼っておきます。
【サンプル/求める人物像要件の分解シート】ライティングパートナー・佐野創太

私が経験のある人材紹介の法人営業の業務を
サンプルとして分解してみました。

叩き台としてお使いください。
もし使ってみた方がいらっしゃったら、
ぜひ声をお聞かせください。
一言いただけると何か具体的なアドバイスを
ご提供できる可能性があります。

編集後記

本日は「優秀な学生」は新卒学生の人物要件にしてはいけない理由、
代わりに『現場の業務に近い経験をしている学生』を設定する理由をお伝えしました。

私自身も「体育会学生」、「起業志望学生」、「長期インターン経験者」の
人物要件の3分の2.5くらい当てはまりつつ、
入社2年目のすぐに退職したこともあり、
この属性を採用、定着させることの難しさを感じています。

学生の評価が現場とずれる、早期離職が続いていることを
採用課題として認識している採用担当者の方、経営者の方は
参考にしていただければと思います。

下記のエクセルファイルを使って
現場にある業務を細かく分析してみることから始めてみてください。
ヒアリングがスムーズになったり、現場からの信頼を得られたりと
すぐに効果が期待できるものになります。
【サンプル/求める人物像要件の分解シート】ライティングパートナー・佐野創太

ちなみに私は起業志望学生であり、長期インターン経験者であり、
小学校・中学校・高校とサッカークラブ、サッカー部であったため
3分の2.5くらい当てはまると思いました(笑)。

お問い合わせ先・リンク集

■お問い合わせ先
・お問い合わせページはこちら
・メール:s.sano@writing-partner.net
※Xを@に変えてお送りください。
・匿名でのご質問を希望される場合は下記をご利用ください。
(1)マシュマロ
(2)質問箱

■リンク集
・プロフィール、活動実績ページはこちら
・twitterはこちら
・自己紹介の音声動画はこちら

・もし、ヴィジュアル系がお好きな方がいらっしゃいましたら
ヴィジュアル系の深読み話』もご覧ください。
V系深読みライター神谷敦彦としても活動しております。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

◆ライティングパートナー、採用マーケッター(佐野創太):採用企業と求職者、経営者と社員、コンサルタントとクライアント、アーティストとファンの間の『誤解の解消』『本来の関係への回復』します ◆V系深読みライター(神谷敦彦):『ヴィジュアル系の深読み話』を書いています ◆#ともラク で共働きの書籍作りを実況中です